子宮口全開大から6時間後、吸引分娩で産まれてきたむすめ氏。
生まれてすぐから向き癖があり、生後4カ月には斜頭最重症と診断されました。
今まで行ってきた向き癖矯正やヘルメット治療について投稿していきます!
生まれた時から向き癖あり
子宮口全開大からいきみっぱなしで6時間耐えた後、吸引分娩で産まれてきたむすめ氏。
(人生でTOP10には入るくらい頑張ったから、何度でも言わせてください(笑))
生後1日目から向き癖があり、反対を向かせようとすると嫌がる起きる!
頭のかたちについて知識がなかった私は「ご機嫌に寝てくれるなら…」としつこくは向き癖をなおすことなく入院生活を送っていました。
そして退院時には、しっかりと向き癖がついてしまいました(汗)
産後はとっても疲れてる💦
寝かしつけタスクが発生するのを恐れて(めんどくさがって)
向き癖矯正はあまりしていなかった……
向き癖についての考察
生後1日目から向き癖があったのは、下記要因があったからと考えています(私見)
◆向き癖の要因◆
・胎内ですでに向き癖があった
(思い返すと、エコーでもいつも同じ方向を向いていた)
・吸引分娩で頭蓋骨が歪み、向きやすい頭の向き(向き癖のベース)ができた
赤ちゃんの頭蓋骨は軟らかいので変形しやすく、向き癖がつきやすいと思います。
(生後7~8カ月頃から徐々に固くなっていくみたいです)
さらに、首の力も弱いので頭を動かすことができず、いったん向き癖がついてしまうと悪化してしまうと考えられます。
入院中からもっと気にかけてあげればよかった…😢
医師・助産師に相談するも…
生後1カ月まで自分の子以外の赤ちゃんに会うことがなかったので、
「赤ちゃんってこれくらい頭が歪んでいるものなのかな?」と思っていました。
また、退院時・2週間&1カ月健診でお医者さんと助産師さんに相談したところ
これくらいの斜頭は見たことあるかなぁ
良くはならないけど、成長したら目立たなくなってくるよ!
治療をするにしても見た目の問題だから…
(医療従事者として治療したほうが良いとも悪いとも言いにくい)
といった専門家の反応を受け、そんなに重症度は高くないのかな?と思い、
向き癖&頭のかたちへの対応は、低コスト且つ簡単にできる“体位変換”を中心に退院後(生後2週間)から行いました。
向き癖矯正でやっていたこと
退院後~生後4カ月の間に行っていた向き癖矯正についてまとめました。
まずは結論!
向き癖が強かったむすめ氏においては体位変換は無意味。
ドーナツ枕は一定の効果があったが、向き癖が完全についた後だったので時すでに遅し。
もう少し早い段階(退院直後から)から使用していれば結果は違ったかも。
生後2週間~1カ月
棒状に丸めて両端を髪ゴムで留めたタオルを、頭から背中にかけて向き癖側の片半身を支えていました!(半側臥位っていうらしいです)
→向き癖方向に頭を向けるがために、自らの足で体を動かしタオルから逃げる。
何が何でも向き癖方向に向こうとするむすめ氏に、母は成長を感じました(白目)。
もちろん、頭のかたちは全くよくならず。
生後1カ月~2カ月半(前半)
棒状に丸めたタオルを二本でむすめ氏がちょうど入るくらいのすき間を作り、その間に寝かせることで頭~体をホールド!
(寝返り防止クッションをタオルで作ったイメージを持っていただければ)
→タオル一本よりは矯正できている時間が長かった気がします。
でも、タオルを蹴って幅を広げて、向き癖方向に向けるようにスペースを作り出す(涙)
(でも、足で蹴とばせるくらい”ゆるっと”していないと窒息が怖いんだよな~)
気が付いたらタオルをなおしていましたが、常にベストな状態をキープするのは難しく、頭のかたちに大きな改善はみられませんでした……。
生後2カ月後半
『タオルを使った体位変換ではどうにもならん!』と、向き癖側の側頭部への圧力を和らげるため、”首枕”を導入。※首枕はタオルを丸めた自作品
→頭のかたちに大きな改善は見られず…。
また、向き癖の矯正にもならなかったので早々にやめました。
後頭部への圧力が和らぐので、絶壁(短頭症)には効果はありそうでした。
また、今回はコストの関係で首枕を自作したのですが、市販品ならもう少し効果はあったのではないかと思います!
生後3カ月~4カ月
タオル2本での体位変換とドーナツ枕(エスメラルダ)を組み合わせました!
→向き癖には一番効果はあったと感じました!
実際、頭のかたちを測定したところ、使用1週間で斜頭は若干改善!(なぜか絶壁(短頭)は若干進行 笑)
でもこれは枕だけの効果ではなく、
生後3か月には
- 首が座り頭を動かしやすくなった
- うつ伏せが長時間できるようになった
…のも影響あったと思います。
窒息の観点から新生児のうちから枕を置くことにかなり抵抗があり導入は遅かったのですが、
せめて親の目がある時間帯は使うなどしておけばよかったと思います。
↓使用していたドーナツ枕(生後3カ月以降推奨)
↓新生児(生後1か月以降推奨)から使えるものもあるみたいです!
(わが家は使ってません💦)
ドーナツ枕のデメリットは
- お金が多少かかる
(ヘルメット治療の40万overに比べたら安いけど5000円程度はかかる💦) - 窒息のリスクが0ではない
- 寝返りを始めたり月齢が上がると枕で遊びだす
- 寝ている間に枕と髪の毛がこすれて髪の毛に毛玉ができてしまう……!!
特に4つ目は、毛玉をほぐすのに時間がかかるし、赤ちゃんのサラサラヘアーがかわいそうなことに……。
お金はかかりますが、ドーナツ枕にシルクのナイトキャップをつけてあげると毛玉ができにくくなるみたいです!
↓おススメはこちら。サイズはLサイズが◎
その他やっていたこと
月齢ごとに行っていたことの他に、下の4つも継続して行っていました。
- 向き癖と逆方向からの声掛けや、向き癖と逆方向にモビールを設置
※生後3カ月までは全く効果なし - 抱っこの向きを度々変える(気がついたら)
- 背中のマッサージ(生後2か月以降)
マッサージ:背中を触ってこってそうなところをなでなで。
※お風呂中や不機嫌でないうつ伏せ時に実施。 - タミータイムを設ける(生後2か月以降)
うつ伏せが好きじゃなくて、最初は1回30秒もてばいい方。
その後、筋肉がついたのか慣れてきたのか徐々に時間がのびていきました。
→タミータイムは新生児から慣らしておけばと後悔💦
まとめ
わが家で最も効果があった(ありそう)な向き癖矯正は3つ!
- 入院中から向き癖矯正を行う!
- 新生児のうちからタミータイムを設ける!
- ドーナツ枕の早期導入!(新生児から使えるものもある)
むすめ氏はかなり向き癖が強く、頭のかたちも最重症だったので敢え無く向き癖矯正は失敗に終わりましたが、
もう少し癖が弱く上の3つをやっていればここまで酷くならなかったのではないかと考えています。
時間を巻き戻して、向き癖矯正再挑戦したい!!涙
皆さまの参考になりましたら幸いです。
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